令和最初のダービー(G1、芝2400メートル、26日=東京)で20歳の若武者・横山武史騎手がダービーに初参戦する。ダービー2勝の父典弘騎手(51)が騎乗停止処分を受けたことで、青葉賞勝ち馬リオンリオン(牡3、松永幹)の騎乗機会がめぐってきた。偉大な父の背中を追う武史は初の大舞台への期待を膨らませた。

偉大な父親から大事なバトンを引き継いだ横山武騎手に気負いはない。「緊張1、2割、楽しみ8割」。リオンリオンは「父から乗り難しい馬じゃないと聞いています」。父がロジユニヴァースで初めてダービーを制した09年は家族と自宅のテレビで、14年ワンアンドオンリーの勝利は競馬学校の騎手候補生として東京競馬場で見た。どちらも「しびれました」と話す大舞台に、今度は自身が立つ。

デビュー3年目で、G1初騎乗がダービー。「任せてくれたオーナー、先生(松永幹師)に感謝です」。スタートのうまさには定評があり、先週までJRA25勝を挙げ、騎手リーディング全国18位。昨年の35勝を上回るペースで勝ち星を積み重ねる。リオンリオンは前走青葉賞を逃げ切った。「しぶとさは上位に入ると思う。競馬の形を考えれば、ハナに行くのがいいのかな」と作戦を練った。令和最初のダービーは、20歳の若武者が主導権を握る可能性が高い。【久野朗】

◆ダービーがG1初騎乗だった日本人騎手 84年のグレード制導入後、過去3人いる。89年横山雄一騎手(引退)がサツキオアシス(17着)の手綱を取ったのが初めて。96年高橋明騎手(引退)がマウンテンストーン(11着)、06年川田将雅騎手はスーパーホーネット(15着)で出走した。

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