<ダービー:1週前追い切り>

無敗の2冠制覇へ“豪腕”と初合体だ。4戦4勝の皐月賞馬サートゥルナーリア(牡3、角居)が15日、ダービー(G1、芝2400メートル、26日=東京)の1週前追い切りに臨んだ。テン乗りとなるダミアン・レーン騎手(25=オーストラリア)が駆けつけ、Cウッドで6ハロン87秒0-11秒4と抜群の伸びを披露した。

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快進撃を続ける人馬が初めてコンタクトをとった。Cウッドの外ラチ沿いで、サートゥルナーリアが四肢を目いっぱいに伸ばす。鞍上レーンの手綱は動かないまま、僚馬2頭を置き去りにして2馬身の先着。ラスト1ハロン11秒4と抜群の推進力を見せた。

レーン ベリーストロング。いい調教ができた。満足している。問題は何もなかった。レース映像を見ても、間違いなく能力がある。乗ってみても、その通りだった。2400メートルはたぶん合う。やってみないと分からないところはあるけど、特に心配はしてない。

実直な25歳は静かな口調で賛辞を並べた。6ハロンの時計は87秒0。前半は1ハロン15~16秒台でゆったり運んだ。辻野助手は「意図的にゆっくりめにして、ハミをとるところを見てほしかった。そこまで強い負荷はいらないので」と説明。初騎乗の鞍上に、折り合いのポイントを確認してもらう目的があった。

前走の皐月賞では、史上初の年明け初戦Vを果たした。今回は05年ディープインパクト以来14年ぶりの無敗2冠、54年ゴールデンウエーブ(岩下騎手)以来65年ぶりのテン乗り制覇がかかる。レーンは「エキサイティング。勝てればとんでもないこと」と胸を高鳴らせる。頂上決戦まであと10日。令和の初代王者の座は目前にある。【太田尚樹】

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