<追い斬り激論:マイラーズC>

京都開幕週のメイン、マイラーズC(G2、芝1600メートル、21日、1着馬に安田記念優先出走権)は少頭数ながら、G1馬3頭をはじめ好メンバーがそろう。当然、「追い斬り激論」も白熱。柏山自夢記者が一昨年の2歳王者ダノンプレミアム(牡4、中内田)のマイル適性を信じれば、網孝広記者は目下3連勝、インディチャンプ(牡4、音無)の勢いを支持した。

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網 今週は春のG1も中休みか。

柏山 とはいっても、マイラーズCは安田記念への主要ステップ。少頭数でも、大舞台の主役候補がそろって、好勝負必至です。

網 力、入ってるねえ。

柏山 ただ、ダノンプレミアムは別格でしょう。最終追いは川田騎手を背にCウッドでラスト11秒3(全体6ハロン85秒1)の好時計。それも軽く促した程度で、です。迫力満点だけど素軽さもある。文句なしのS評価です。猿橋助手も「前走(金鯱賞)はゼロから上げていった。過程は違うけど、状態はいいと思います」と自信ありでした。

網 その金鯱賞(芝2000メートル)は9カ月ぶりの実戦、それもG1馬5頭の激戦で、鞍上が後ろを振り返る余裕も。あまりに強かった。それだけに、久々のマイル戦が少し気になる。

柏山 逆に、僕はマイルでこそと思っていました。直近のマイル戦だった17年の朝日杯FSは3馬身半差の楽勝。2着馬は、昨年のマイルCSを勝ったステルヴィオですから。爆発力が際立つ条件でしょう。猿橋助手も「スピードがある馬なので。折り合い等々を気にしなくていい。ベストかと言われると分からないけど、いいとは思う」と。

網 爆発力でいうならインディチャンプも負けてないで。3連勝中、それも全て完勝。最終追いは坂路でシエラネバダ(古馬500万)を突き放した(4ハロン52秒7-12秒5)。福永騎手も「前回(東京新聞杯)とトモの入り方が全然違う。もともと物足りないところはない馬だったけど、さらに良くなっている。楽しみ」って。

柏山 前走は出遅れの差を少しずつ縮めて、直線もはじけましたからね。センスの塊のようなプレミアムに対し、こちらは粗削りな原石という印象です。

網 あれでも、抜け出してからソラを使っていたみたい。その点、福永騎手は「強力な先行馬がいるのはいい」と。プレミアムの存在が、この馬にとってはいい方に働くと思う。

柏山 ここの結果次第では、そのまま本番でも1、2番人気になるかも・・・。勝敗はもちろん、内容にも注目ですね。

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