00年の高松宮記念でG1初制覇を果たし、種牡馬として北海道新冠町の優駿スタリオンステーションに繫養されていたキングヘイローが、18日に老衰のため死んだ。24歳。数日前から体調を崩し、そのまま息を引き取った。

現役時の通算成績は27戦6勝(うち重賞4勝)。97年10月のデビューから福永騎手を背に3連勝を果たし、翌年には同騎手のダービー初騎乗(14着)の相棒にもなった。父が80年代の欧州最強馬と称されたダンシングブレーヴ、母が米G1・7勝の名牝グッバイヘイローという良血馬。11度目のG1挑戦となった00年高松宮記念で、柴田善騎手を背に悲願を達成した。引退後は種牡馬としてカワカミプリンセス(06年オークス、秋華賞)、ローレルゲレイロ(09年高松宮記念、スプリンターズS)などを出した。今年の高松宮記念にも産駒ダイメイプリンセス(牝6、森田)が出走する。

▽現役時を管理した坂口正大元調教師 どこかにウイークポイントを抱える馬が多い中で、キングヘイローは病気や脚元の故障が1度もない、本当に丈夫な馬でした。こんな馬ばかりなら厩舎も助かるのに・・・とよく思ったものです。ただ、気性は難しく、レースでは内枠を引くとだめでした。一昨年に会いに行ったのが最後ですね。残された産駒が1頭でも活躍してくれることを願っています。

▽柴田善騎手(00年高松宮記念など12戦に騎乗) 気性の難しい馬というのが一番の印象です。それが成績にも出ていたし、高松宮記念のときは距離短縮がはまった感じでした。ただ、僕はあくまで付録で、この馬はやっぱり祐一君(福永)の馬ですから。産駒に乗ると、血統が秘めたパワーを感じることが多いですね。

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