<中山7R>◇16日=中山◇500万◇ダート1200メートル◇3歳◇出走16頭

藤田菜七子騎手(21=根本)が中山7R(3歳500万、ダート1200メートル)をハルサカエ(牝、大竹)で鼻差差し切り、今年のJRA6勝目、自身5度目の3週連続勝利を挙げた。

道中はラチ沿いの3番手。前走で初めて新馬戦Vを届けてくれた相棒に、3月から適用された女性騎手の減量新ルールにも背中を押された。2月まで一般レースでは1キロ減だったのが、現在は3キロ減。この日は51キロで手綱を取った。途中、砂をかぶって頭を上げる場面はあったが、先行馬の間をタフに抜け出してきた。勝ち時計は1分11秒5。藤田騎手は「行く馬が多そうだったので、番手でもと思っていた。最後は狭いところを割って根性を見せてくれました。時計も速い」と喜んだ。

齊藤栄一オーナーは唯一の所有馬が2連勝を決め、大竹師とがっちり抱き合った。今後は芝参戦も視野に入る。大竹師は「待ったかいがありました。今日はベストポジション。これなら距離の融通も利きそう」と展望を語った。【松田直樹】

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