ハッピーバースデー! 競馬界のレジェンド武豊騎手が15日、50歳の誕生日を迎えた。

17歳でのデビューからトップに君臨し続けて33年。14日に40代最後の重賞となった名古屋大賞典(統一G3)をグリムで勝利した天才は、今週土日とも皐月賞トライアルに騎乗する。日曜中山のスプリングS(G2、芝1800メートル、17日、1~3着馬に優先出走権)はファンタジスト(梅田)、土曜阪神の若葉S(リステッド、芝2000メートル、16日、1~2着馬に優先出走権)はワールドプレミア(友道)。バースデーウイークにいきなり重賞Vを決めるか。

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さわやかな笑顔とスマートなルックスは、17歳のデビュー時と変わらない。競馬界をリードし続けてきた武豊騎手が今日15日、50歳のバースデーを迎えた。「自分が50代になるなんて想像していなかったよ。実感がない。シニア入りやね」と笑うが、世界中のどの50歳よりも若々しく、きらきらと輝いている。

成績も変わることなく、昨年は前人未到のJRA通算4000勝を達成。先月にはフェブラリーSでG1制覇を果たすなど今年も14日現在で29勝、リーディング3位につける。40代最後の日となった14日には、名古屋大賞典をグリムで勝利。年々熟成されるワインのように、年を重ねるごとに、その騎乗は円熟味を増している。

バースデーウイークは土日とも皐月賞トライアルに騎乗。日曜中山のスプリングSでは、小倉2歳S、京王杯2歳Sを勝ったファンタジストに乗る。前走・朝日杯FSは4着だったが「マイルはこなしたね。外枠でレースがしにくかった。内枠が有利な中でよく頑張った」と振り返る。6日の1週前追いでは好感触をつかんだ。「相変わらずいい動き。問題は距離だけ。1800メートルは1周するし、今までとはさすがに違うかな。やってみないと・・・という感じ。重賞2勝馬で実績は断然だと思う」。距離とコース形態がポイントか。

土曜阪神の若葉Sは良血ワールドプレミアで挑む。「能力はあるけど、レースに行って力をスムーズに発揮するのが難しい馬かもしれない。乗り味はすごく良くてきれいな馬。デビュー4戦目でさらに上向いていれば」と期待する。

来週のG1、高松宮記念は有力馬モズスーパーフレアに騎乗予定。再来週はドバイに遠征する。50歳を迎えてもなお充実する騎手人生。大台に乗ったレジェンドは、まだまだ歴史をつくり続ける。【平本果那】

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