藤田菜七子騎手(21=根本)が来週24日の高松宮記念(G1、芝1200メートル、中京)で14年スプリンターズS優勝馬スノードラゴン(牡11、高木)とコンビを組むことが12日、分かった。

同騎手は19年最初のG1、フェブラリーSでコパノキッキング(5着)とG1初騎乗を果たしたばかり。高木師は「オーナーと相談して決まりました。レース次第では最後になるのかな、という感じですね」と同馬の引退戦になる可能性も示唆。種牡馬入りが迫る愛息子に華々しい最後を飾らせるべく、藤田騎手に手綱を託した。今週15日の調教で人馬は初コンタクトを取る。

同師は「馬の状態はいいですよ。11歳ですけど、まだパワーもすごいですから。またがってもらって感触を確かめてもらいます。当たりの柔らかい騎手なので、競馬では出たなりで運んでもらえれば」と期待を込めた。

藤田騎手は今週日曜中山メインの皐月賞トライアル、スプリングS(G2、芝1800メートル、17日)に、1勝馬キュアン(牡3、林)とのコンビを組むことも決定済み。同レースは16年モウカッテル(9着)で重賞初騎乗を遂げ、思い入れも深い。クラシック初騎乗への優先出走権獲得に向け、まずは10分の7の抽選突破を願う。

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