<追い斬り激論:東京新聞杯>

東京新聞杯(G3、芝1600メートル、2月3日)の最終追い切りが東西トレセンで行われた。美浦からお届けする「追い斬り激論」はサトノアレス(牡5)、タワーオブロンドン(牡4)、レイエンダ(牡4)で「3頭出し藤沢和厩舎の取捨」。強い4歳馬か、G1馬復権か。水島、三上、木南の3記者が熱く語る。

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三上 それにしても、アイドルって大変ですね。

水島 どうした?

三上 人気があるがゆえに活動を休止するだけで「無責任」って言われるんです。たまったもんじゃない。

木南 自分たちも当たり外れの責任は負えませんけど、責任感を持って記事を書きたいですね。

三上 お前、予想外れたとき、馬と騎手のせいにしてなかったっけ、いつも。

木南 なんだと、この野郎。おっさんは黙ってろ。

三上 おい、先輩に向かってなんだその口の利き方は!

水島 おい、仲間割れはやめろ。

三上・木南 いえ、ここまでは2人で東京新聞杯の藤沢和厩舎の先輩後輩対決を表現してみました。

水島 よし、本題に入ろう。3頭とも坂路2本目に追い切ったな。タワーオブロンドン、レイエンダ、サトノアレスが等間隔で単走馬なり。時計はほとんど同じだった。

木南 はやりに飛び付くわけじゃないけど、強い4歳をビンビンに感じました。5歳馬サトノアレスよりも2頭の迫力がすごい。特にタワーオブロンドン。

水島 3頭の一番前、一番外寄りで先導する形だったな。

木南 俊敏だし、パワフルだし、文句なしでした。2番手を進んだレイエンダも間違いなくいいはずなのに、北村宏騎手が「相手のレベルが高い」とつぶやいたのは、おそらくタワーの強さを感じてのものだと思う。藤沢和師も「タワーは元気が有り余ってる」と。

水島 NHKマイルC(12着)は直線の不利で参考外。3走前のアーリントンCは京都金杯を圧勝したパクスアメリカーナ、重賞連勝のダノンスマッシュにも勝っている。能力は本物。

木南 そのレースはインディチャンプも破ってます。前走も負けて強しの内容。スムーズに走れれば・・・。

三上 俺は4歳絶対だとは思わないし何事も過信は禁物だ。タワーオブロンドンは昨年のキャピタルSで2着。その前年のキャピタルS2着がサトノアレスだった。最優秀2歳牡馬という肩書で早熟に思ったら大間違い。昨年は東京新聞杯2着、京王杯SC3着、安田記念で一瞬突き抜けそうだった大外強襲4着を忘れたわけではあるまい。

水島 前回の大敗は忘れていいんだろうか?

三上 3頭の一番後ろで目立ちませんが、馬体は黒光りしてるし、素晴らしいフットワーク。「馬体が完成されてきた」と藤沢和師。一流マイラーの動きですよ、あれは。立ち回りは4歳2頭より上手ですし・・・。

水島 東京新聞杯現役最多3勝の藤沢和厩舎から勝ち馬が出る可能性は十分。

木南 3頭の中ならタワーか、レイエンダですね。

三上 3頭の中ならサトノアレスしかありえない。

木南 なんだ、てめえ。

三上 やんのか、こら。

水島 激論、このへんで休止します。

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