2018年度JRA賞授賞式が28日、都内のホテルで行われた。

年度代表馬を受賞したアーモンドアイ(牝4、国枝)は次走ドバイターフ(G1、芝1800メートル、3月30日=メイダン)に出走することが明らかになった。ドバイターフとシーマクラシック(G1、芝2410メートル、同)とどちらかを使う予定だったが席上、シルクレーシングの米本昌史代表が「ドバイで1800にチャレンジします」と報告した。同代表は「1年あっという間に過ぎました。すごい経験をさせてもらって幸せです。1つ1つのレースが毎回驚きでした。ジャパンCのゴール後、競馬場が一瞬静かになったあとざわざわしたのが印象的でした。正直タイムを見て馬が心配になりました」と振り返った。

また、国枝栄調教師は「フィジカル、メンタルともに我々が思っている以上のものを秘めている。今年は新しく海外で素晴らしいパフォーマンスをしてくれると期待している」、主戦ジョッキーのC・ルメール騎手は「特別の馬。頭が良く、力がある。大坂なおみに似ている。すべての能力がある。どこまで強いのか分からない。(秋に)凱旋門賞へ行ったら、いい結果を出したい。僕はフランス人ですが、まだ勝ったことがないので、ぜひ勝ちたい」。ドバイから凱旋門賞へのVロードを見据えている。

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