<AJCC>◇20日=中山◇G2◇芝2200メートル◇4歳上◇出走11頭

17年有馬記念(6着)以来、中391日での出走となった7番人気シャケトラ(牡6、角居)がJRA重賞2勝目を挙げた。

序盤は中団5番手で進み、絶好の手応えで3角から徐々に進出。直線で早め先頭に立つと1番人気フィエールマン(牡4、手塚)とのたたき合いを頭差振り切った。勝ちタイムは2分13秒7。3着に5番人気メートルダール(牡6、戸田)、2番人気ジェネラーレウーノ(牡4、矢野)は4着だった。

インフルエンザの戸崎騎手の乗り替わりで騎乗した石橋騎手は「(角居)先生からは馬は出来ているよと言われてました。勝つ競馬をしようと思いました。(フィエールマンは)強い馬だと分かっていましたので、最後はよくしのいでくれました。1年ぶりでこういう競馬が出来るのだから能力はありますね。今後が楽しみです」と振り返った。

管理する角居勝彦師(54)は昨年7月に道路交通法違反で現行犯逮捕され、6カ月間の調教停止処分期間満了後の初勝利となった。

表彰台には上がることなく、遠巻きに勝利の喜びに浸った角居師は16年連続JRA重賞勝利。「今年の初勝利がこういう重賞で良かったですね」とコメントした。

馬連(4)(8)2820円、馬単(8)(4)1万1590円、3連複(4)(8)(10)1万1560円、3連単(8)(4)(10)12万3550円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者のものと照合して下さい)

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