<追い斬り激論:日経新春杯>

新春の京都名物、日経新春杯(G2、芝2400メートル、13日)の追い切りが9日、東西トレセンで行われた。雪が舞い降る栗東では、馬券シェフこと木村記者が成長著しい明け4歳馬アフリカンゴールド(牡、西園)をプッシュ。福娘・平本記者は充実期の5歳馬ムイトオブリガード(牡、角田)を推奨した。

木村 パン、パンッ!

平本 ん? なんで私に向かって、かしわ手を打ってるんですか?

木村 新年の風物詩、十日戎の季節やからな。豊中えびす神社の福娘、平本様に御利益を祈ってるんや。

平本 それは、どうも。いい年になるよう、頑張りましょう。

木村 京都金杯は大ハズレやったから、今週の日経新春杯は当てたい。雪の栗東を駆け回ってきたで。

平本 イチ押しは?

木村 悪天候で調教を順延する馬もいる中で、馬場が開場してすぐに追い切ったアフリカンゴールドの動きが良かった。

平本 明け4歳馬ですね。先週の京都金杯もパクスアメリカーナが勝ったし、強い世代ですよね。

木村 強い上に、この時期は成長盛りやからな。Cウッド、単走で6ハロン83秒0-12秒8。行きっぷりが抜群で、走りたい気持ちにあふれていた。外を回って最後もビッシリ追われただけに、陣営の意欲も買える。西園師も「十分いい時計。しっかり負荷をかけられた」と納得していた。

平本 血統も魅力ですよね。半兄アフリカンストーリーは7歳で14年ドバイワールドCを制している晩成の血筋ですね。

木村 そうなんや。西園師も「ここから成長させて、兄に負けないよう、いい成績を出してほしい」と期待していた。前走の菊花賞は終始、外を回らされて12着に負けたけど、2走前の2400メートル戦では4馬身差の快勝。ハンデは52キロ。ドイツでリーディングを取っているミナリク騎手との新コンビも楽しみや。

平本 確かに4歳馬は怖いけど、私は年長馬の底力を信じます。5歳のムイトオブリガードが好仕上がりですよ。

木村 昇級戦の前走アルゼンチン共和国杯でも、いきなり2着やったな。

平本 やや出遅れてスローペースになった中、東京の長い直線をずっと追い通しで、しぶとく差してきましたからね。好内容だったと思いますよ。

木村 動きはどうや?

平本 Cウッドで古馬500万タガノアニードと併せて2馬身先着。時計も6ハロン81秒1-12秒3と上々でした。角田師も「状態はいい」と好感触。脚部不安で悩まされてきただけに「1回1回が勝負」と力が入ってましたよ。

木村 この馬の血統も素晴らしいよな。母の母シンコウラブリイは93年マイルCSを勝ったんや。あのころは、俺もイケイケで・・・。

平本 パン、パンッ! 今日は、ここまでです。

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