17年NHKマイルCの勝ち馬アエロリット(牝4、菊沢)が、来年新設される米G1のペガサスワールドCターフ招待(芝1900メートル、1月26日=ガルフストリームパーク競馬場)に出走する可能性があることが16日、分かった。同馬を所有するサンデーレーシングの吉田俊介代表が「前向きに検討しています」と明らかにした。
ターフ招待は、17年にスタートしたダート部門と同じ12頭の出走枠という。1着賞金は300万ドル(約3億3000万円)になる見込み。
ただ航空機の調整や「ジョッキーが決まっていない」と吉田代表は言い、クリアしなければならない問題も残している。アエロリットはマイルCS12着後、福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出され、年末に美浦に帰厩する予定となっている。