<エリザベス女王杯>◇京都=11日◇G1◇芝2200メートル◇3歳上牝◇出走17頭

3番人気リスグラシュー(牝4、矢作)が、しぶとく粘るクロコスミアをとらえ、G1・8度目の挑戦、2着4回の悔しさを乗り越え、悲願の初勝利を飾った。

ノーザンファームの中島文彦場長は、リスグラシューのG1制覇に「やっと勝ってくれました。調子も良かったんでしょうが、モレイラはさすがですね」とホッとした表情を見せた。母リリサイドは仏G1(1000ギニー)で1位降着があり、娘がその無念を晴らしたことになる。「きょうだい馬は、1歳がロードカナロアの牝馬(矢作厩舎)で、当歳にハーツクライの牡馬がいます。ともにいい馬で、1歳はキャロットクラブでもすぐに満口になったそうです」と話した。

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