<南武特別>◇3日=東京◇1000万◇芝2400メートル◇3歳上◇出走7頭

昨年まで2年連続で最優秀障害馬に選ばれたオジュウチョウサン(牡7、和田正)が3日の東京9R南武特別(1000万、芝2400メートル)を快勝した。勝ちタイムは2分25秒0。平地復帰後2連勝で、16年4月の中山グランドJから続く連勝を11とし、有馬記念(G1、芝2500メートル、12月23日=中山)参戦の夢をつないだ。

スタンドからは大歓声が起きる。最後の直線。残り200メートルで水色のメンコをした3番人気オジュウチョウサンが先頭に立つ。1番人気ブラックプラチナムを半馬身退けると、海老色の勝負服の武豊騎手からはガッツポーズが飛び出した。「しっかり折り合って脚を使ってくれた。人気のある馬だし、勝ちたいと思っていた」。天才も表情を緩めた。

7月福島の開成山特別以来のレースにパドックには幾重もの人垣ができた。7頭立てだが、粒ぞろいの相手がそろった。父ディープインパクト、母が3冠牝馬アパパネでデビュー2連勝中のジナンボーなどを撃破した。馬主席で勝利を見届けた長山尚義オーナーは「もう少し後続を離すと思ったが、ステップだからね。あとは有馬記念へ一番いい形で行きたい。ファンの方々の力でファン投票で出させてもらいたい」と高らかに語った。今後は出走可能ならこの日と同コースの25日東京のジャパンC(G1、芝2400メートル)などもう1戦挟むことも検討しつつ、大目標の有馬記念へ突き進むことになる。

和田正師は「非常にスムーズで何も言うところがなかった。能力を発揮できた」と冷静に分析。武豊騎手は「時計を見ても一線級との差は感じるけど、まだ平地に戻って2戦目。伸びしろはあるからね」と評価した。オジュウフィーバーはまだまだ続く。【木南友輔】

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