土曜東京で2歳牝馬限定のアルテミスS(G3、芝1600メートル、27日)が行われる。

2戦目の未勝利を5馬身差で勝利したシェーングランツ(藤沢和)は、ソウルスターリングの半妹という超良血。父がディープインパクトに替わりタイプは違うが、スケールの大きさは姉以上。重賞を勝ってクラシック戦線に乗るか、注目の1戦だ。

シェーングランツは朝一番の坂路を4ハロン64秒1-15秒5で駆け上がった。大きなストライドで、見た目以上に時計が出る。ばねがあって体も柔らかい。しなやかなフットワークから繰り出される息の長い末脚が持ち味だ。新馬戦こそ5着に敗れたが、2戦目は3角最後方から大外まくり。ひとたび加速すると、2着ブラックウォーリアを並ぶ間もなくかわし5馬身突き放した。

ソウルスターリングの妹で、デビュー前から期待は大きかった。父がフランケルからディープインパクトに替わり、こちらはスピードというよりパワー&瞬発力型。藤沢和師は「姉みたいに張り切らない。力みがないから長い距離が合う」という。母スタセリタはG1・6勝の仏オークス馬、姉もオークス馬で、東京2400メートルのG1は、もちろん視野に入っている。

前走から2カ月空いたが坂路、ウッドコースで入念に乗られ、緩さも徐々に解消してきた。「まだ子供だけど、時間をかけてずいぶん大人になった」と師。距離は短くなるが、東京の長い直線は合う。ソウルスターリングは、骨折で年内休養が決まった。その分も。ここで重賞を勝ち、馬名の通り「美しい輝き」(ドイツ語)を放つ。【水島晴之】

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