<菊花賞:追い切り>

グローリーヴェイズ(牡、尾関)は福永騎手を背に美浦ウッドで追われた。僚馬リミットブレイク(障害オープン)を2馬身半追走し、1馬身先着。伸びのある末脚を見せ、動きに鋭さが出た。

尾関師は「体も成長し、内容も良くなっている。京都新聞杯ではこの馬にとって初めて4角を回る競馬をしたが、しっかり対応できていた。操縦性のいい馬だし、3000メートルも十分対応できると思う。3冠牝馬メジロラモーヌの血を継いで底力がある。良い状態で臨めると思う」と力を込めた。

福永騎手も「良い動きだったと思う。長距離を走るにはいいバランス。京都の下り坂を経験しているのは大きい。3000メートルはどの馬も経験していないので未知の部分が大きいが、好走できるだけの能力は持っている」と好感触だった。

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