JRAの騎手免許1次試験で不合格だったジョアン・モレイラ騎手(35)に対し、香港のジョン・サイズ調教師(64)が所属騎手として迎え入れようと計画していることが16日、分かった。香港の地元紙サウスチャイナモーニングポスト電子版が報じている。サイズ師は「私たちが意図しているだけで、まだ進んではいない。(香港)ジョッキークラブが好ましく思ってくれれば、次のステップに進めるだろう」と発言。モレイラ香港復帰への期待感をはっきりと見せている。

その一方で香港ではさまざまな臆測が飛び交っている。12日のサウスチャイナモーニングポストは、モレイラの香港復帰を仮定したパートン騎手が「景色が変わってしまう。僕には大きな影響はないと思うけど、地元の騎手たちは残念に感じるだろう。今シーズンは地元の騎手たちが明るい表情で、幸せそうに見えることが多い。もしモレイラが戻ってきたら、それが難しくなってしまう。いいことなのかどうかは分からない」とのコメントを掲載。

16日のサウスチャイナモーニングポスト電子版は、モレイラの香港復帰で影響を受けるのは地元香港出身の騎手ではなく、(所属になるとされている)サイズ厩舎で騎乗機会の多いティータンとクリッパートン騎手ではないかと予測する記事を掲載している。

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