<凱旋門賞>◇7日=パリロンシャン(フランス)◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走19頭◇1着賞金285万7000ユーロ(約3億7100万円)

英国のエネイブル(牝4)が史上7頭目となる連覇を達成した。ランフランコ・デットーリ騎手(47)は最多勝利記録を更新する6勝目。ジョン・ゴスデン師は15年ゴールデンホーン、昨年に続く3勝目となった。武豊騎手(49)とのコンビで日本馬悲願の初制覇を目指したクリンチャーは17着だった。

女王エネイブルが力の違いを見せた。直線で抜け出すと3歳牝馬シーオブクラスの追い上げを短首差しのぎ、ゴールを駆け抜けた。連覇は史上7頭目だが、昨年はシャンティイ、今年は新装パリロンシャンと異なる2つの競馬場で達成したのは初めて。デットーリ騎手も6度目の勝利。ウイナーズサークルでは馬上からジャンプして下馬する恒例の「フライングディスマウント」を披露した。

膝の故障で11カ月ぶりだったセプテンバーSではキングジョージ6世&クイーンエリザベスS2着のクリスタルオーシャンに快勝。1週前の追い切りにまたがったデットーリ騎手は「何の問題もない。素晴らしい」と手応えをつかんでいた。ゴスデン師、レーシングマネジャーのグリムソープ氏は「100%になった」と自信を持って臨んだ一戦だった。

昨年5月から8連勝。英愛オークス、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、ヨークシャーオークス、昨年の凱旋門賞を含めG1・6勝目となった。通算成績は10戦9勝3着1回。次走はBCターフ(G1、芝2400メートル、11月3日=チャーチルダウンズ)を視野に入れる。来年は現役生活を続行するのか、その先には凱旋門賞3連覇はあるのか? 世界の競馬ファンが注目している。【木南友輔】

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