愛チャンピオンSで2着に敗れ、屈腱炎で引退が決まったサクソンウォリアー(牡3)に対し、エイダン・オブライエン師が、「引退は悲しい。素晴らしい馬だった」と惜しんだ。
15日のレース直後は来月のクイーンエリザベス2世Sでマイル路線に戻すプランもあり、ブックメーカーのオッズでは1番人気に浮上していた。「彼はマイルがベストの距離だった可能性があった。競走馬として才能にあふれていて、トップクラスだった」と賛辞を贈った。通算成績は9戦4勝。レーシングポストトロフィー、英2000ギニーでG1を2勝し、英ダービーでは日本産馬として1番人気で出走した(4着)。今後は未定だが、世界的生産者クールモアスタッドで初のディープインパクト後継種牡馬になることが有力だ。