<中山8R>◇15日=中山◇ダート1200メートル◇3歳上◇出走15頭

デビュー3年目の藤田菜七子騎手(21=根本)が、自身2度目のJRA1日2勝を挙げた。

9番人気の伏兵コウユーホクト(牡3、竹内)に騎乗。道中は後方で脚をためた。直線ではやや重で脚抜きのいい馬場を生かして末脚を爆発させ、差し切って1着に導いた。勝ち時計は1分11秒2。6R新馬戦(ハルサカエ)に続く勝利を飾り、JRA通算39勝目となった。

藤田は「前に行ければ行きたかったけど、みんな前に行ったので、後ろでもいいかなと思いました。馬を見ながら競馬ができた。いい脚を使って頑張ってくれました」と振り返った。

前回の1日2勝は8月19日の新潟で、3R(トニーハピネス)と7R(ライゴッド)を制し、JRA通算34勝としてJRA女性騎手最多勝記録に並んだ日だった。

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