アイルランドでは15日、愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、レパーズタウン)が行われる。10ハロン(2000メートル)路線の重要なG1であり、過去10年で3頭の凱旋門賞馬が出ている有力なステップレースとしても注目される。今年は8頭が出走予定。

日本生まれのディープインパクト産駒サクソンウォリアー(牡3、A・オブライエン)は輝きを取り戻せるか。デビューから4連勝で英2000ギニーを制したが、英ダービーで4着に敗れ、愛ダービー3着、エクリプスS2着、英インターナショナルS4着と現在4連敗中。ブックメーカー各社の前売り単勝オッズは3・5~4・5倍でロアリングライオンに次ぐ2番人気となっている。

今回の鞍上も前走に続き、ライアン・ムーア。エイダン・オブライエン師の期待は変わっていないが、このレースの結果と内容次第で今後の予定が大きく変わってくることになりそうだ。凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月7日=パリロンシャン)も候補の1つだが、マイル路線への転身も有力な選択肢に上がっている。

英チャンピオンズデーに行われるクイーンエリザベス2世S(G1、芝直線1600メートル、10月20日=アスコット)へ向けたブックメーカー各社の単勝前売りオッズは4・5~6倍でアルファセントーリに次ぐ2番人気。

中距離路線で勝負するのか、マイル路線へ向かうのか、凱旋門賞参戦の可能性は残るのか・・・、同世代の仏ダービー馬スタディオブマンとの初対戦も含め、正念場の一戦になる。

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