日刊スポーツ制定の18~19年シーズン「クラシック番付」、牡馬部門で小結のヴェロックス(牡、中内田)が土曜阪神の野路菊S(2歳オープン、芝1800メートル、15日)で2戦目を迎える。初戦は上がり最速34秒2の末脚で2着に8馬身差の圧勝だった。のちのダービー馬ワグネリアン(牡3、友道)が昨年勝った出世レース。

衝撃のデビュー戦から1カ月が過ぎた。ヴェロックスが出世レースに臨む。デビュー戦では圧倒的な強さでインパクトを残した。外枠だったが、スタートを決めて好位につけ、4コーナーでは少し外に膨れながらも、早め先頭から押し切った。ラスト200メートルで一気に後続を離し、最後は流す余裕があった。「子どもっぽいところはあるが、走りだしたら真面目」と猿橋助手が言うように、危なげない勝ち方だった。

上がりは最速の34秒2。34秒台の脚を使ったのはこの馬だけだった。過去10年の小倉芝1800メートルの2歳戦を見ても、上がり34秒台前半で走った馬は5頭だけ。そのうち2頭は、次に走った野路菊Sを制している。(09年リルダヴァル、10年ウインバリアシオン)。数字からも、2戦目への期待が高まる。

ポテンシャルの高さは、追い切りの動きにもあらわれていた。6日にはCウッドで6ハロン83秒3-11秒9。「スピードの乗り方のいい馬で、特に注文がない。センスがいい」と猿橋助手は言う。昨年のこのレースを制したワグネリアンは、今年のダービーを制した。同じ金子オーナーの所有するヴェロックスも、クラシックへの道を見据える。【辻敦子】

  1. 極ウマくんの星占い
  2. 16年ぶりJRA女性ジョッキー藤田菜七子まとめ