<開成山特別>◇7日=福島◇500万◇芝2600メートル◇3歳上◇出走12頭
4年8カ月ぶりに平地競走に出走した障害G1・5勝馬オジュウチョウサン(牡7、和田正)が見事に勝利をおさめた。
レースを終えたオジュウチョウサンは福島競馬場の厩舎地区へ引き上げ、和田正師がレース後の様子を確認した。
障害競馬のスターホースとして、プライドを守り抜いた絶対王者。手入れをされている間もケロッとした雰囲気で快勝したレースの疲れはまったく感じさせなかった。
担当の長沼厩務員は「パドックで武豊騎手によろしくお願いしますってあいさつしたら、これだけの馬に乗ることができるし、喜んで(福島へ)乗りに来ましたって。ゲートの裏では、この馬、本当にいい馬ですよ、って言ってくれたんだ」と振り返った。
大きな注目を浴びた一戦を勝利という結果で終えたが、「明日の朝、歩様を確認して、脚もと(の無事)を確認してから初めて勝ったことを喜べるかな」と気を引き締めた様子で話した。