<有馬記念>◇24日=中山◇G1◇芝2500メートル◇3歳上◇出走16頭

 引退レースとなった1番人気キタサンブラック(牡5、清水久)が有終の美を飾った。

 スタートから先頭に立つと、そのまま逃げ切った。勝ちタイムは2分33秒6。1馬身半差2着に8番人気クイーンズリング、3着は3番人気シュヴァルグラン。G1勝利は歴代最多タイの7勝目。獲得賞金でもテイエムオペラオーを抜いて、歴代トップとなった。

 ラストランで見事勝利を収め、北島三郎オーナーから「ご苦労さま。本当にすごい馬だね」と労をねぎらわれた武豊騎手は、晴れ晴れとした笑顔で会見に臨んだ。「最高にうれしいです。すごいプレッシャーを感じていたので、今はホッとしています。最後のレースなので、悔いの残らないレースをすることだけを考えて乗りました」。レースを振り返って「スタートでレースを決めようと。枠もいいし、スタートが良かったので、迷いなく先手を取りにいった。道中は馬がリラックスして走ってくれることに専念した。(1周目の)4コーナーで少し行きそうになったのでなだめて、ゴール板あたりから良くなった。(2周目の)4コーナーを回る時は手応えが昨年より良かったので、これならと・・・。(レース後は)ありがとう。そしてご苦労さまと声をかけました。名馬に巡り会えて光栄でした。騎手として幸せな時間でした」と話した。

 また、清水久詞調教師も「グランプリはいつもいつもファン投票で1位になりながら、なぜか勝てなかったのでホッとしている。成績もさることながら健康、丈夫な馬。ローテも1度も欠席せず頑張ってくれた。新馬からすべていい思い出です。3年間いい経験をさせてもらった。今後の僕の大きな財産です。早く子供をやりたいですね」と安堵の表情を浮かべた。

 馬連(2)(3)は3170円、馬単(2)(3)は3810円、3連複(2)(3)(10)は5420円、3連単(2)(3)(10)は2万5040円。

(注=成績、払戻金は必ず主催者発表と照合してください)

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