<北九州記念>◇20日=小倉◇G3◇芝1200メートル◇3歳上◇出走18頭

 武豊騎手(48)が手綱を取った夏の上がり馬ダイアナヘイロー(牝4、福島)が、4連勝で重賞初制覇を果たした。スプリント界に新星が誕生。来年2月で定年を迎える福島信晴師(70)は20年ぶりの北九州記念制覇となった。

 あの日と同じような西日が照りつける小倉で、ユタカが20年前を再現した。ダイアナヘイローはいつも通り抜群のスタートを切り、2番手を追走。直線で左ステッキを受けると、もうひと伸び。破竹の4連勝で重賞初制覇を果たした。レース単独トップの6勝目を手にしたユタカは「早めに先頭に立ったけど、前半がいい走りだったし、何とか押し切ってくれと思っていました」と笑った。

 来年2月で定年の福島師ともがっちり握手。「一緒に北九州記念を勝ったのは20年ぶり(97年ダンディコマンド)。非常にうれしい」と満面の笑み。福島師も97年を振り返り「ダンディコマンドは豊くんにとって(史上最速、最年少での)重賞100勝目だった。今回、引退の年にも勝ってもらってね」と目尻を下げた。この後は放牧の予定。「秋競馬に備えるよ」と師。愛馬はこの秋、もっと大きなプレゼントを用意しているかもしれない。

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