<桜花賞>◇9日=阪神◇G1◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走17頭

 史上7頭目の無敗の桜花賞馬を期待した歓声は、失望のため息に変わった。単勝1・4倍のソウルスターリングは3着に敗れ、デビュー5戦目で初黒星となった。

 引き揚げてきたルメール騎手は落胆の色を隠せなかった。「馬場が違いました。たくさん手前を替えていたし、直線の反応が遅かった。今日はこれまでの馬場とは違った」と首をひねった。直線は何度も手前を替え、前を走るレーヌミノルを捉えきれず、ゴール寸前でリスグラシューに差された。

 藤沢和師は「(馬場が)軟らかいのは大丈夫と思ってたけど・・・。折り合いがついて行儀よく走っていたし、雰囲気も良かった。ここ(3角)でも確かに馬なりだけど、抜群の手応えというわけじゃないもんな。下が軟らかいのは合わなかったみたい」と話し、パトロール映像を恨めしそうに見つめた。

 関東馬の1番人気は15年ルージュバック(9着)、16年メジャーエンブレム(4着)に続く3年連続の敗戦となった。「今後は未定。様子を見て、金曜に放牧へ出します」(藤沢和師)。強風が吹き荒れ、厚い雲に覆われた仁川。競馬に絶対はなかった。【木南友輔】

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