<クイーンC>◇11日=東京◇G3◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走16頭

 1番人気のアドマイヤミヤビ(友道)が、1分33秒2の好タイムで重賞初Vを飾った。33秒6の最速上がりを繰り出し、直線で外から力強く差し切った。今後は桜花賞(G1、芝1600メートル、4月9日=阪神)に直行し、同厩舎の先輩ヴィルシーナが成し得なかったクラシック制覇に挑む。

 もう届かないかもしれない。直線半ばでは厳しい位置にいたアドマイヤミヤビが、最後に底力を発揮。残り1ハロンから鋭く加速し、先行勢を捉えた。アエロリットに少し食い下がられたが、終わってみれば半馬身差の完勝。昨年のメジャーエンブレムに続いて連覇となったルメール騎手は「前の馬も頑張っていたのでどうかと思ったが、ラスト200メートルから素晴らしい瞬発力を使ってくれた」と末脚をたたえた。

 前走で2000メートルの百日草特別を制した。本質的には中距離向きだが、桜花賞を狙うためにマイルに戻した。1冠目を見据えたレースを制し、友道師は「きさらぎ賞も考えたけど、桜花賞を使うならもう1度マイルを使っておきたかった。距離は少し忙しそうだったけど、次はもっと反応が良くなると思う」と手応えありの表情だ。「血統は全然違うけど、ヴィルシーナと性格がよく似ている。むしろ競馬場ではこっちの方がおとなしいかな」。12年にこのレースを制し、牝馬クラシック全2着と活躍した先輩を引き合いに出したのは期待の大きさの表れ。この日の勝利で、桜花賞での2歳女王撃破が見えてきた。【高木一成】

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