<新潟2歳S>◇28日=新潟◇G3◇芝1600メートル◇2歳◇出走15頭

 3番人気ヴゼットジョリー(牝、中内田)が中団からの抜け出しでデビュー2連勝、開業3年目の中内田充正師(37)とともに重賞初勝利を手にした。

 力を出し切り、大混戦を断った。残り400メートル、新潟の長い直線の半分以上を残し、福永騎手はゴーサインを送った。「スピードの持続力が武器。ある程度惰性をつけていきたい」。スッと外に出すと、馬場の真ん中を突き抜けた。他馬に影すら踏ませず、1馬身1/4差のゴールに「持ち味を生かせた」と笑顔だ。

 新進気鋭の厩舎が、優等生を作り上げた。今回が初騎乗の鞍上は「非常にしつけがいい。自信を持って思い描いたレースができた」とたたえた。中内田師は「いい馬を預けてもらっているからですよ。(自身の)初重賞よりも、今回はヴゼットジョリーにとっての2戦目。いい競馬をしてくれてうれしい」と謙虚に振り返ったが、この完勝で展望が開けた。「先々は阪神JF(G1、芝1600メートル、12月11日=阪神)くらい見ていってもいいのかな」。将来性豊かな人馬が、未来を見据えた。【柏山自夢】

 ◆重賞初制覇 中内田師は14年3月に厩舎を開業。今回、7回目のJRA重賞挑戦でうれしい初勝利を飾った。これまでの最高着順は今年4月のフローラS(パールコード)の2着。

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