<夏だ!! 競馬だ!!>

 今週から夏の新潟競馬が開幕する。「夏だ!! 競馬だ!!」では、新潟名物・直線競馬のポイントを探る。

 カルストンライトオが02年のアイビスSDで刻んだ9秒6のラップはJRAでは最速で、時速にすると75・0キロ。競走馬総合研究所の高橋敏之運動科学室長(48)は「サラブレッドが出せる1ハロンのスピードとしては限界値に近いかもしれません。チーターは時速120キロで走れますが、長い距離は走れない。競馬の1000メートルは短距離に分類されますが、人間でいうと400~800メートルの中距離走のカテゴリーに当たる。馬もこの距離をずっとトップスピードで走り続けるのは無理」と話す。

 1000メートルの世界レコードはJRAでも完全には把握していないが、アルゼンチンのサンイシドロ競馬場で97年にロコモティヴが53秒07をマークした例がある。これまで日本で54秒を切ったのは4頭だけ(カルストンライトオは2回)。54秒0のラインが、陸上100メートルで日本人が苦戦している10秒の壁と同じくらいのハードルかもしれない。

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