<天皇賞・春>◇1日=京都◇G1◇芝3200メートル◇4歳上◇出走18頭
武豊騎手(47)のキタサンブラック(牡4、清水久)が、春の盾を制した。
最内枠からハナを切り、マイペースで運ぶ。直線はカレンミロティックに前に出られたが、ゴール前で差し返す勝負根性を発揮し、鼻差の大接戦を制した。勝ち時計は3分15秒3。06年ディープインパクト以来、天皇賞・春7勝目の武豊騎手は「最後、もう1度差し返してくれた。強いですね、この馬。才能豊かなんで、さらに強くなると思う」と絶賛した。3着にはシュヴァルグランが入った。
レース後、武豊騎手は北島三郎オーナーと抱き合って喜んだ。昨年の菊花賞に続くG1・2勝目。天皇賞は初挑戦で優勝を飾り「ドキドキしたよ」。当初、予定になかった「まつり」の熱唱も披露した。
馬連(1)(3)は2万160円、馬単(1)(3)は2万9950円、3連複(1)(3)(8)は3万2350円、3連単(1)(3)(8)は24万2730円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)