<夏だ!! 競馬だ!!>

 今週は夏競馬最終週。「夏だ!!競馬だ!!」のラストは馬産地九州の今に注目する。夏競馬の風物詩で、8月29日に行われた小倉の九州産馬限定競走「ひまわり賞」はキリシマオジョウ(牝、橋口弘)が制し、今年の九州産2歳チャンピオンに輝いた。温暖な南九州にあるJRAと民間の育成牧場など現地を巡り、競走馬生産の現状をオーナーや牧場関係者に聞いた。

 来春が楽しみな大物が現れた。ひまわり賞を制したキリシマオジョウだ。生産、所有する土屋君春氏(78)は62年、宮崎と鹿児島の県境に牧場を開いた。以前は園田競馬の休養馬も預かっていたが、今は息子の和人さんと生産を主体にしている。線路の枕木で柵を立てた放牧地には繁殖牝馬が4頭。今年も日本軽種馬協会九州種馬場へ種付けに行った。「あれが霧島。向こうの奥には新燃岳(しんもえだけ)があります」とそびえる山々を見上げる。オジョウの母ラッキービクトリーはダイナフォーマー産駒の外国産馬。荒尾競馬で活躍後、譲ってもらった。「橋口(弘)先生は実家が牧場ですから、彼が学生の頃から知っています。立派な人ですよ。九州産の馬を毎年必ず1頭預かってくれるんだから」。九州産馬を応援してくれるホースマンの存在が大きい。

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