<夏だ!! 競馬だ!!>

 今週は夏競馬最終週。「夏だ!!競馬だ!!」のラストは馬産地九州の今に注目する。夏競馬の風物詩で、8月29日に行われた小倉の九州産馬限定競走「ひまわり賞」はキリシマオジョウ(牝、橋口弘)が制し、今年の九州産2歳チャンピオンに輝いた。温暖な南九州にあるJRAと民間の育成牧場など現地を巡り、競走馬生産の現状をオーナーや牧場関係者に聞いた。

 ひまわり賞に生産馬を5頭出走させ、九州で最も活発に生産を行うのが本田土寿(つちとし)牧場だ。熊本空港からわずかの地に、かつてはメガスターダム、7月に急死したブラックホーク、今はミスキャストを繋養(けいよう)する。「九州産は走らない、というレッテルをはがさなくちゃ。そのためには血統を良くして、走る馬をつくって、買ってもらうこと」。優秀な血統の牝馬を積極的に導入し、先週北海道のサマーセールではアドマイヤファインの14(ロードカナロアの近親)が710万円の高額で落札された。同じ熊本で村山光弘氏の生産馬が今年、九州産馬初のセレクトセール上場を果たしており、切磋琢磨(せっさたくま)する。「九州に目を向けてもらう努力をしていきたい。下を向いちゃ駄目だ。九州は繁殖の基地としてやっていける」。本田氏は熱気をほとばしらせる。

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