<クイーンエリザベスS>◇13日=ロイヤルランドウィック(オーストラリア・シドニー)◇G1◇芝2000メートル◇出走9頭
オーストラリアの絶対女王ウィンクス(牝7、C・ウォーラー、父ストリートクライ)がラストランに挑み、見事に33連勝で花道を飾った。
主戦のヒュー・ボウマン騎手が騎乗し、道中は中団6番手。直線入り口で大外を上昇し、豪快な直線差し切りを決めた。勝ちタイムは2分2秒54。G1最多勝記録は25まで伸ばした。レース後、ボウマン騎手は「今日もこれまでと同じ自信を持って乗った。これで終わりとは思えない」と、かけがえのない愛馬の引退を惜しんだ。
大健闘は日本調教馬のクルーガー。先週のドンカスターMに続く連闘で挑み、道中はイン5番手で女王ウィンクスと馬体を併せる形。4角で最内を突いて食い下がり、1馬身半差の2着だった。