11日、「アーク(凱旋門賞)トライアルデー」のパリロンシャン競馬場(フランス)で行われる唯一のG1、ヴェルメイユ賞(牝馬限定、芝2400メートル)は11頭が出走を予定している。

主役はアイルランドから遠征する英オークス馬チューズデー(牝3、A・オブライエン、父ガリレオ)だ。牡馬に挑んだ愛ダービーは4着、前走ヨークシャーオークスはアルピニスタから1馬身差の2着だった。全姉がG1・7勝の名牝マインディング。このレースの結果次第で凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)に参戦してくる可能性がある。

地元勢は昨年のジャパンCで5着に好走し、現役続行となった今シーズン絶好調のグランドグローリー(牝6、G・ビエトリーニ、父オリンピックグローリー)が中心だ。今年はパリロンシャンでリステッド、G3を連勝し、6月にはロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSで3着に入った。

仏オークス2着ラパリジェンヌ(牝3、C&Y・レルネール、父ザラク)、同4着アゲイブ(牝3、A・ファーブル、父ドバウィ)とともに挑む仏オークス5着馬フォールインラブ(牝3、父シーザスターズ)にも注目したい。管理するのはフランスで開業している日本人の清水裕夫調教師で、所有するのは野村茂雄オーナー(名義は3Sホースマネジメント)。清水裕夫厩舎は昨秋に続き、フランスへ遠征する日本馬関係者に馬房を貸しており(現在はディープボンド、エントシャイデン、ステイフーリッシュが滞在)、日本の関係者にとって非常に大きな存在となっている。

フォールインラブは半姉アントパールが20年のBCジュベナイルフィリーズターフ覇者という良血。昨年9月の初勝利時は日本から遠征中だった坂井騎手に「フランス初騎乗初勝利」をプレゼントし、6月の仏オークス(ディアヌ賞)は同じく遠征中の大野騎手とコンビを組み、超人気薄で5着に好走している。7月に今回と同じパリロンシャンの芝2400メートルで行われたG2マルレ賞は5着に敗れたが、G1の舞台で再度の激走を狙って参戦する。日本人ジョッキーとも縁があるフォールインラブの鞍上は今回、地元の名手ステファン・パスキエが務める。

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