記者予想

岡山俊明の自信度A

エタリオウから手広く/菊花賞

【京都11R・菊花賞】◎エタリオウはデビューからのローテーションからして、ステイヤー色がうかがえる。ずっと2000メートル以上を使われ、特にここ4戦(梅花賞2着→青葉賞2着→ダービー4着→神戸新聞杯2着)は全て2400メートル。前半は遊び遊び走って、後半はものすごい脚で追い込んでくる。いい意味で走りに集中しない性格は、本当に長距離に向いている。父ステイゴールドはオルフェーヴル、ゴールドシップと2頭の菊花賞馬を出し、レインボーラインが2着。母ホットチャチャは北米G1馬。血統面の不安要素はない。

展開も向きそうだ。最内を引いたアイトーンが逃げ、ジェネラーレウーノやエポカドーロ、メイショウテッコン、アフリカンゴールド、ステイフーリッシュが追いかける。先行馬に人気を背負った馬が多いので、必然、ペースも上がる。少し上がりがかかって、後ろからでも十分届く流れに。坂の下りを利用して突っ込んで来い。

相手は状態がかなり良さそうなグレイル。父ハーツクライで胴長で脚長の体形から、3000メートルは歓迎の可能性が高い。ジェネラーレウーノも同様にステイヤー体形で、前でうまくさばけば前残りがある。

伏兵は多数。ユーキャンスマイル、アフリカンゴールド、シャルドネゴールド、グローリーヴェイズ辺りが絡めば高配当。

3連複(9)-(2)(4)-(2)(3)(4)(5)(7)(10)(14)(17)(18)へ計15点。

 [2018年10月20日更新]

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岡山俊明
岡山俊明(おかやま・としあき)1965年(昭和40年)1月21日、東京都生まれ。大学では競馬研究会で競馬新聞作りにいそしみ、今は仕事として競馬面の編集、取材に携わる。好きな馬はサクラユタカオー。シンボリルドルフは神。

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