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松田直樹のウマい買い方

”1強”ソール2冠達成へ/ダービー

もう来年のダービーへの戦いは始まっています。POGファンの自分もそうです。個人的に応援したいのが、国枝厩舎の2歳馬たち。国枝師は26年2月に定年を控えており、ダービー挑戦ができるのは来年と再来年の残すところ2回となりました。注目しているのはサトノエピック(牡)。今をときめくキタサンブラック産駒で、師もクラシック進出を期待しています。各POGサイトでも指名したいと思っています。ちなみに、同馬は国枝師と同じ4月14日生まれです。

【東京11R・ダービー】今年のダービーは予想をきっちり当てたい。ソールオリエンスが2冠目も制覇する。成長途上ゆえ、小回り中山では2走前京成杯の4角で大きく外に膨れるなどコーナリングの荒さが見られたが、末脚の爆発力は世代ナンバーワン。手前を替えつつ4角17番手からの皐月賞差し切りは歴代屈指のインパクトだった。適性の高い舞台であの走りができるのだから、能力は同世代間では一枚上とみるのが妥当だ。2400メートルの東京であれば序盤は流れに乗せやすく、構えて加速がしやすい。さらに末脚の威力は増すはずで、皐月賞時より一列前から豪脚発揮が期待できる。馬連(5)から(12)(10)(14)(1)(2)(7)(18)。

 [2023年05月27日更新]

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松田直樹
松田直樹(まつだ・なおき)1985年(昭和60年)8月20日、千葉県生まれ。青学大卒。11年入社から中央競馬担当一筋で、14〜16年は“栗東留学”。極ウマ班で唯一、東西トレセンに取材拠点を置いた記者。長風呂、長酒が好きだけど、好きな馬は短距離王ロードカナロア。夢は馬連パーフェクト。BS11、Paraviの競馬番組にたまに出ています。ツイッター「@nikkanmatsuda」もどうぞごひいきに。

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