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松田直樹のウマい買い方

ファッショニスタが軸/堺S

7日夜は香港国際競走のウエルカムパーティーに出席しました。1000人規模のパーティーに招待されることなんて人生で初めてだったので、華やかすぎる空気にのまれてしまいました。その最中には今年のロンジンワールドベストジョッキーに選ばれたデットーリ騎手の表彰式が行われました。世界トップ100のG1で8勝。エネイブル、クラックスマンなど名馬の騎乗オファーが絶えず、47歳となった今でもその技術は衰えることがありません。

セレモニーも豪華でした。賞品は時計に、盾に・・・。壇上でのインタビューでは司会者から「マーフィー騎手、ムーア騎手といった若手がトップ3に入っていることについてどう思うか」と問われたデットーリ騎手。即座に「良くない」と答えて会場を笑わせるなど、実にいい式典でした。香港国際競走では騎乗馬がいませんが、いつかまた生で彼のレースを見たいです。

【阪神10R・堺S】◎ファッショニスタが不動の中心だ。今回は牡馬相手に戻るが、現級勝ちの実績に加えてJBCレディスクラシック3着の実力なら軸は揺るがない。その前走も出遅れがなければ、という競馬だった。ダート界は牡馬優勢だが、1600万なら力は上だ。今回は阪神では初の1800メートル。6戦6連対の相性を誇る当地なら、距離が違っても凡走はしない。馬連(6)から(8)(5)(1)(7)。

 [2018年12月08日更新]

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松田直樹
松田直樹(まつだ・なおき)1985年(昭和60年)8月20日、千葉県生まれ。青学大卒。11年入社から中央競馬担当一筋で、14〜16年は“栗東留学”。極ウマ班で唯一、東西トレセンに取材拠点を置いた記者。長風呂、長酒が好きだけど、好きな馬は短距離王ロードカナロア。夢は馬連パーフェクト。BS11、Paraviの競馬番組にたまに出ています。ツイッター「@nikkanmatsuda」もどうぞごひいきに。

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