タイニーロマンスに激走ムード漂う/チューリップ賞

20年11月、新馬戦を制したタイニーロマンスと内田騎手(右)
20年11月、新馬戦を制したタイニーロマンスと内田騎手(右)

チューリップ賞(G2、芝1600メートル、6日=阪神、3着までに桜花賞優先出走権)に唯一参戦の関東馬タイニーロマンス(金成)に激走ムードが漂う。

水曜の最終追い切りは美浦坂路で4ハロン51秒8-ラスト12秒4。無理せずに好時計が出た。金成師は「素直で真面目な馬。レースでもしっかり走ってくれます。輸送を克服してくれれば」と期待する。半兄は17年にダービートライアルのプリンシパルSを制し、昨年のエプソムCなど8勝を挙げるダイワキャグニー。新馬戦快勝後はフェアリーS6着、春菜賞2着と惜敗続きだが、持ち前の先行力を生かし、桜切符をつかみとる。

 [2021年03月05日 09時19分 紙面から]

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