松下師、今週もカラクレナイで重賞Vだ/北九州記念

2週連続重賞Vに挑む松下師とカラクレナイ(撮影・白石智彦)
2週連続重賞Vに挑む松下師とカラクレナイ(撮影・白石智彦)

札幌の次は小倉だ! 先週のエルムSをモズアトラクションで制した松下武士調教師(38)が、カラクレナイ(牝5)で挑む北九州記念(G3、芝1200メートル、18日)で2週連続重賞制覇を狙う。「先週勝った流れに乗って行きたいですね。うちが2週連続になるか、“モズ”が2週連続になるか、分からないですけど」。ライバルの1頭、モズスーパーフレアを意識しつつ、師は笑みを浮かべた。

師にとってカラクレナイは印象深い1頭だ。17年フィリーズレビューを制し、開業3年目でJRA平地重賞初制覇。「思い入れは強いですね」。その記念星以降は勝利から遠ざかっていたが、前走のバーデンバーデンCで17戦ぶりに白星を挙げた。「1200メートルの方が折り合いがつきやすい。ゲートもだいぶ安定してきた。前回からいい状態を維持できています」。暑い夏でも調子は良好。小倉の短い直線でも、威力が戻った末脚なら勝負になる。

【木村有三】

 [2019年08月16日 09時11分 紙面から]

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