トーセンガーネット差し切り2冠/東京プリンセス賞

逃げ粘るアークヴィグラス(右)を直線で差し切り東京プリンセス賞を制したトーセンガーネット
逃げ粘るアークヴィグラス(右)を直線で差し切り東京プリンセス賞を制したトーセンガーネット

<東京プリンセス賞>◇23日=大井◇S1◇ダート1800メートル◇3歳牝◇出走12頭◇1着賞金2000万円◇1、2着馬に関東オークスの優先出走権

1番人気のトーセンガーネットが直線で差し切り、牝馬2冠を達成した。

このレース初制覇の左海誠二騎手(43)は「できるだけ楽なポジション」と、道中は逃げる2番人気のアークヴィグラスを見ながら3番手の外。3、4コーナーで2番手に上がると、直線の一騎打ちを制し、「楽に逃げてる部分もあったと思うので、馬が頑張ってくれた」とたたえた。

小久保智師(47)は17年アンジュジョリーに次いで2勝目。1番人気での2冠挑戦に「緊張したのでホッとしました」。次走は「どちらか」と、6月5日大井の東京ダービー(S1、2000メートル)だけでなく、同12日川崎の関東オークス(統一G2、2100メートル)も視野に入れる。【牛山基康】

 [2019年04月24日 13時56分 紙面から]

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