藤田菜七子「歓声を聞いた時は泣きそうに」一問一答

G1初騎乗でフェブラリーS5着に入った藤田騎手は記者の質問に答える(撮影・柴田隆二)
G1初騎乗でフェブラリーS5着に入った藤田騎手は記者の質問に答える(撮影・柴田隆二)

<フェブラリーS>◇17日=東京◇G1◇ダート1600メートル◇4歳上◇出走14頭

コパノキッキング(セン4、村山)とのコンビでJRA女性騎手として初めてJRA・G1に騎乗した藤田菜七子騎手(21=根本)は4角最後方から追い込んで5着に入った。

藤田騎手との一問一答は以下の通り。

-初のG1騎乗を終えて

藤田騎手 東京競馬場も、ダート1600メートルも何度も乗ったことはありますが、違う景色に見えました。

-レース前の緊張は

藤田騎手 パドックのあたりで。それまでは緊張していなかったんですけど、パドックに行って緊張感がわいてきました。

-レースを振り返って

藤田騎手 思ったより(ペースが)落ち着いてしまいました。キッキングも頑張って伸びてはくれてますが、もう少しペースが速くなってほしかったです。前半に脚を温存して後半を生かす競馬をしたけど、最後は届かなくなってしまいました。

-今の心境は

藤田騎手 レースに乗せてもらうことでたくさんの人に「頑張って」と言っていただきました。直前まであんまり実感はわいていませんでした。テレビを見ながら聞くファンファーレとも違いました。競馬場自体の盛り上がりがすごくて、歓声を聞いた時は泣きそうになりました。

 [2019年02月17日 20時01分]

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