G1開催日の最終は大野騎手ドリュウ/東京12R

<柏山自夢・ケイバーメトリクス最終解答:東京12R>

競馬ファンの皆さん。競馬は、G1が全てではありません。ほら。フェブラリーSは終わっても、まだ最終レースがありますよ(※馬券はほどよく楽しむ大人の遊びです)。

・・・なんて言わなくても、皆同じことを考えているんだろう。G1開催日、最終レース発走前の競馬場って結構独特な雰囲気だ。G1を的中した人も、そうでない人も、最後の大勝負に出ている感じがする。

そんな状況で、馬券に大きく貢献してきたのが大野騎手だ。16~18年の芝、ダートのG1開催日、G1開催場の最終12Rで複勝回収率117%。騎乗20鞍以上で100%を超えるのは西の川田騎手(129%)、そして東では大野騎手だけだ。特に後者は同条件で複勝率30・0%と、16~18年の全騎乗(22・7%)と比べ大きく数字が伸びている。大歓声を力に変えられる強心臓の持ち主だ。【G1開催日の最終レースは大野騎手】で、いい締めくくりを。

◆東京12R ◎ドリュウは昨年の11戦全てで馬券圏内を守った(2勝、2着5回、3着4回)、超がつく堅実派だ。最終追いは美浦坂路で4ハロン53秒6-12秒1と行きっぷり、切れともに申し分なし。昨夏以来のまとまった間隔を取り、鋭気が満ちた。大野騎手の腕が鳴る。馬連(8)-(13)(10)(6)(4)(5)(7)。

 [2019年02月17日 07時58分 紙面から]

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