障害レース経験→有馬出走は過去メジロパーマーだけ

6日、有馬記念ファン投票の最終結果が発表され、2年連続で最優秀障害馬に輝いているオジュウチョウサン(牡7、和田正)が3位の10万382票を獲得。下級条件馬としては史上初のファン投票によるグランプリ出走が決まった。

◆障害レースを経験していた有馬記念出走馬 JRAによると、84年のグレード制導入後は92年のメジロパーマーただ1頭とされる。メジロパーマーは4歳秋にいったん障害に転向。障害初戦を勝ち、2戦目が2着だった。その後は再び平地に戻り、92年にG3新潟大賞典、G1宝塚記念を連勝。同年秋は京都大賞典9着、天皇賞・秋17着と大敗が続き、有馬記念は16頭立て15番人気の低評価だったが、見事に逃げ切り勝ち。単勝4940円、馬連3万1550円と大波乱を演じた。

 [2018年12月07日 08時21分 紙面から]

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