藤原英厩舎エポカドーロに仕上げ小細工なし/菊花賞

<柏山自夢・MyDream:菊花賞>

藤原英厩舎の芝G1成績は独特だ。13年以降、前走4着以下の馬による勝率、複勝率(順に14.3%、42.9%)が同1~3着(5.4%、27.0%)を上回る。前者は単勝回収率172%、複勝回収率241%。敗戦も糧にできるから、リーディング厩舎は強い。

◆京都11R菊花賞 最高級の◎エポカドーロは前走神戸新聞杯4着。スタート直後のつまずきが痛かったが、慣れないしまい勝負でも見せ場は作った。

「目指せ、菊花賞」(藤原英師)。挑み方も独特だ。「距離は考えずに仕上げた。3歳同士。馬を信じる」。小細工はせず、能力を最大限に引き出す。常日頃「何事も基本」と力説する師らしい勝負調教だ。唯一のクラシックホースが応える。単勝(5)。馬連(5)-(14)(9)(12)(3)(6)(16)(18)。ワイド(5)(14)。(大阪駐在)

 [2018年10月21日 08時05分 紙面から]

ニュース一覧

一覧へ