ワグネリアン天皇賞・秋回避、疲れ取れずに大事取る

神戸新聞杯を制したワグネリアン
神戸新聞杯を制したワグネリアン

今年のダービー馬ワグネリアン(牡3、友道)が、次走に予定していた28日の天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、東京)を回避することになった。16日、管理する友道師が明らかにした。近日中に放牧に出され、今後については様子を見て決める。

注目されていた16年マカヒキ、17年レイデオロとの「3世代ダービー馬対決」は、実現しなかった。秋初戦の神戸新聞杯を快勝したワグネリアンは、8日から坂路で時計を出して決戦に備えていたが、状態が上向かず、陣営は無念の決断を下した。「前走後、時計は出していましたが、なかなか疲れが取れず、乗っている助手からも本来の走りではないという話を聞きました。まだまだ先のある馬ですし、今は無理をする時期じゃないと判断して、大事を取って今回は回避します」と友道師。しっかり休養して、立て直しを図る。

 [2018年10月17日 08時32分 紙面から]

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