ダイヤモンドハンズ 1番星へ輝くサトノダイヤモンド初年度産駒/池江泰寿厩舎

坂路で調整するダイヤモンドハンズ(撮影・白石智彦)
坂路で調整するダイヤモンドハンズ(撮影・白石智彦)

「POG2022 厩舎別注目2歳馬」の第6弾は、栗東・池江泰寿厩舎。6月デビューを控える馬、入厩予定馬を取り上げる。

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1番星を狙うのがダイヤモンドハンズ(牡、母メチャコルタ)だ。新馬開幕戦の6月4日中京芝1600メートル戦で福永騎手を背にデビュー予定。かつて手がけたサトノダイヤモンドの初年度産駒となる。池江師は「体形が似ている。グッドルッキング。思ったより仕上がりが早くて気もいいタイプ」と期待する。

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米国産のブラッサムドの20(牝、馬名予定オーサムリザルト)は米3冠馬ジャスティファイの初年度産駒にあたる。半姉も米G1馬という超良血。夏の入厩を目指しており「父譲りの大柄で見栄えがする。芝でも走らせたくなる柔軟性がある」と素質を見込む。

フランケル産駒ティニア(牡、母フォローアドリーム)は「雄大な馬体。パワーもあるし欧州で走らせたいぐらい」と評価する。半兄に重賞勝ち馬2頭がいる厩舎ゆかりの良血ジュモーの20(牡、父ルーラーシップ、馬名予定シュタイナー)は「芝の中長距離が合いそう。今は成長を促している」と、じっくり育てる。【太田尚樹】

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 [2022年05月18日 11時01分 紙面から]

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