エピファネイア三銃士が手塚師の夢かなえる「来年ダービーに2頭出したい」/手塚貴久厩舎

バウンスシャッセの20
バウンスシャッセの20

「POG2022 厩舎別注目2歳馬」の第6弾は、昨年のオークスをユーバーレーベンで制した美浦の手塚貴久厩舎。6月デビューを控える馬、入厩予定馬を取り上げる。

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4月下旬のある日、手塚師が何げなくつぶやいた。「来年は2頭出したいなあ、ダービー」。7000頭以上もいる同世代でも、出走できるのはわずか18頭。狭き門へ、早くも多頭出しを意識する。13年アユサンで桜花賞、21年ユーバーレーベンでオークスを制覇。当欄では牡馬に注目する。

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エピファネイア産駒の牡馬三銃士が熱い。手塚師は「どれもいいね」と猛プッシュする。バウンスシャッセの20(牡、馬名予定レヴォルタード)は母がフラワーC優勝後に皐月賞に参戦(11着)。オークスでは3着に入った。500キロ以上の馬体を揺らし、引退までに重賞を3勝した。母譲りの馬格があり、クラシックディスタンスをこなせそうな動きを牧場で見せる。師は「牧場でも相当な手応えがあるみたい。体つきとか雰囲気は素晴らしい」と来春の大舞台を見据える。

ヤングローゼス(牡、母ローザフェリーチェ)は“ウマ娘”の藤田晋オーナーがセリで1億1000万円(税抜き)で落札した馬。バラ一族出身で、伯父にはダービー&菊花賞2着後に3歳でジャパンCを勝ったローズキングダムがいる。「見栄えがしますね。走りそう」。6月の東京デビューを予定しており、即戦力としても有力。モスカートローザの20(牡)はおじにスプリングS勝ち馬フライングアップル。「こちらはマイラー色が強そう」。力強いスピードを秘める。

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フランケル産駒のコンエネルジア(牡、母レディイヴァンカ)は6月11日東京でデビュー予定。「真面目でスピードがある」。ジュドー(牡、父モーリス、母パンデイア)は「筋肉質。心身がまだ幼いけど、しっかりしてくれば」。舞台を問わず活躍馬が出そうな豪華ラインアップだ。【松田直樹】

 [2022年05月18日 11時01分 紙面から]

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