【コラム】香港国際競走に日本馬14頭参戦 ヴァーズは日本vs欧州、残り3戦は地元勢優勢

香港の国際競走が11日日曜に近づきました。

日本と香港の時差は1時間。今年は4つのG1レースに11頭のG1馬を含む14頭の日本馬が参戦。米国からの参戦はありませんが、コロナの影響で馬の行き来がなかったオーストラリアからは3年ぶりにローズオブインディシーズが香港マイルに出走し、珍しいところではシンガポールから現地のダービーを制したリムズコジオスコが香港スプリントに挑みます。レースのスケジュールは、日本時間15時10分発走の香港ヴァーズ(芝2400メートル)を皮切りに、同15時50分発走の香港スプリント(芝1200メートル)、日本の最終レース終了後の同17時の香港マイル(芝1600メートル)、そして同17時40分にスタートする香港カップ(芝2000メートル)と、4レースが馬券とともに楽しむことが出来ます。

今年は香港スプリントだけがフルゲートの14頭立てで、香港カップは12頭。その他は香港ヴァーズと香港マイルがそれぞれ10頭になりそうです。

距離の長い香港ヴァーズは日本馬VS欧州馬の構図で、香港馬は蚊帳の外に置かれていますが、残る3競走の下馬評は地元勢優勢。香港スプリントの1番人気は10戦7勝の新鋭ラッキースワイニーズ、香港マイルは王者ゴールデンシックスティに、めきめきと頭角を現した4歳馬カリフォルニアスパングルの激突。香港カップは春の香港ダービーから3連勝中のロマンチックウォリアーが、大挙5頭を出走させる日本馬の前に立ちはだかります。

香港ジョッキークラブのライセンスを返上して母国ブラジルに戻ったばかりのモレイラ騎手は、香港マイルを除く3つの競走で日本馬とのコンビで参戦し、武豊騎手はA・オブライエン厩舎のG1馬ブルームで香港ヴァーズに挑むなど、鞍上の話題も豊富です。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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