英ダービー1番人気馬ルクセンブルグが地元G3で復帰V!今後は愛チャンピオンSから凱旋門賞へ

アイルランドのエイダン・オブライエン調教師が先週土曜にG3ロイヤルウィップSで復帰戦を飾ったルクセンブルグ(牡3、父キャメロット)の今後について語っている。

昨年デビュー3連勝でG1フューチュリティトロフィーを制し、英ダービーの前売り1番人気だったルクセンブルグは今年初戦の英2000ギニー3着後、故障のため英ダービーを回避。13日、復帰戦となった地元アイルランドのG3ロイヤルウィップS(カラ競馬場)で古馬相手に首差の勝利をおさめている。通算成績は5戦4勝。今年精彩を欠いているエイダン・オブライエン厩舎だが、3歳世代のエースが戻ってきたことになる。

レーシングポスト電子版によると、今後は9月10日の愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、レパーズタウン)から凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)というローテが予定されている。ロイヤルウィップSが辛勝だったため、あまり評価は上がっていないが、オブライエン師は今後の上積みを強調。「ルクセンブルグは土曜のレース後も元気だし、順調に回復しているので良かったです。かなり良化の余地を残してレースに向かっていたので、レースの結果にも満足しています。ライアン(ムーア騎手)も喜んでいたし、私たちもそうです。土曜のレースを含めて3つのレースを使う計画でした。ロイヤルウィップSで始動し、凱旋門賞の前に愛チャンピオンSです」とコメントしている。

エイダン・オブライエン師は愛チャンピオンSを10勝しており、19、20年マジカル、21年セントマークスバシリカで現在3連覇中。大手ブックメーカー「パディーパワー」の単勝前売りオッズは仏ダービー、エクリプスSを制したフランスのヴァデニ(牡3、J・ルジェ、父チャーチル)が単勝2・75倍で1番人気。ルクセンブルグはネイティヴトレイルとともに単勝6・0倍の2番人気タイとなっている。

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