【コラム】バスラットレオン舞台替わりは好材料 14日仏G1ジャックルマロワ賞に挑む

バスラットレオン(牡4、父キズナ、矢作)と坂井瑠星騎手が挑むG1ジャックルマロワ賞(ドーヴィル、芝直線1600メートル)が14日日曜に近づきました。9日火曜現在の登録馬は17頭。そのうち11頭を3歳馬が占めています。

枠順は12日金曜に発表され、日本でも馬券が発売されます。バスラットレオンは欧州遠征初戦となった7月27日のG1サセックスSで、最強馬バーイードの4着に健闘しました。平たんでスピードが生きるドーヴィル競馬場に舞台が替わることは好材料でしょう。

バスラットレオンの強敵は、前走のG1プリンスオブウェールズSでシャフリヤールを4着に退けて勝ち、マイル路線に矛先を変えたステートオブレスト(牡4、父スタースパングルドバナー)、G1英2000ギニーとG1セントジェームズパレスSを連勝中のコロエバス(牡3、父ドバウィ)、そのセントジェームズパレスSで内に包まれる不利がありながらも僅差4着に追い込んだマルジューム(牡3、父カラヴァッジオ)、昨年の2歳牡馬チャンピオンで、G1愛2000ギニーを勝ったネイティヴトレイル(牡3、父オアシスドリーム)、それに昨年の2歳女王で前走のG1ファルマスS2着で初めて土がついたものの、牝馬では実力最右翼インスパイラル(牝3、父フランケル)の5頭とみられています。

今年6月以降に英、仏、愛で行われた3歳古馬混合のG1(3歳馬不参加のレース除く)は古馬が6勝に対して3歳3勝。ジャックルマロワ賞に限れば、過去30年で18勝の3歳馬が優勢というデータが示されています。

バスラットレオンは欧州勢の争いをよそに、マイペースで競馬を進めることになりそうです。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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